クリスマスラッピング Limited Edition
静鉄タクシーのクリスマス限定ラッピングタクシー(2017)は、大里中学校美術部さんによってデザインされました。ここでは、デザイン素案から、実際の車体ラッピングに至る過程を紹介します。
制作過程
① デザイン下絵選考 タクシー車両の図面を配布して、各自、自由な発想でデザインを考えてもらいました。 会社のロゴも、多少なら被っても構わないけど、「タクシー」かどうか判別できる程度。という条件を付けました。 この段階で、大里中学校美術部顧問の選考で、5名のデッサンが選ばれました。 |
② パーツ(キャラクタ)再配置
タクシー車両全体のデザインとなると、バランスが難しい事もあり、5名の作品から、良いと思われたパーツ(キャラクタ)を取りだし、みんなで、再配置しました。 今は、カラーコピーができます。大きさも変えて、大胆に斜めにバッサリ! この段階で、大きさやバランスを勘案して、皆さんに再描画してもらう事に。 期限は、明日まで! |
③ パーツ(キャラクタ)仕上げ処理
さて持ち寄ったパーツを、実際にコンピュータで読み込むための処理として、加工会社の方に診てもらう事に。 色合い、トーン、細かさ等を調整し、足りなければ色鉛筆で加筆。どうしてもうまくいかなければ、この場で書き直し! でも、みんな、一心不乱。先輩に教わったり、手伝ったり。 |
④ 完成したパーツ(キャラクタ)
そして、完成したパーツ(キャラクタ)。当初の下絵からすれば、かなりの進歩! わずか、数時間で、子どもたちが成長していきます。自分達でアイディアを出し、アドバイスして、自分達で仕上げていきます。 |
⑤ 車体へ仮配置
あとは、われわれ、業者等の責任。 オリジナルをできるだけ損ねず、多少加工し、再配置デザインの通りに、まずは、養生テープで仮貼付。 ここで、全体のあんばいを決めたら、正式にシートを貼りつけます。 |
⑥ 車体貼りつけ作業
位置が決まったら、貼付の本作業です。 垂直水平を見ながら、気泡が入らないように丁寧に剥離紙を剥がしながら、貼りつけていきます。 角が強いところは、ドライヤーで温めたり、ドア等の隙間はカッティングして、折り返して貼ります。 ここまできたら、修正はできません。作業は慎重に.....。 |
そして、運行開始を待ちます!
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