- ■弊社は昭和29年に創業し、終戦から急速な復興を遂げていく日本経済の発展とともに、着実に地域のお客様への知名度をあげてきました。その後、高度経済成長期に入り、モータリゼーションの進化によって、自家用車が普及し、我々タクシー業界は、単なる移動手段から「安全に目的地までお届けする」というサービス業としての進化が求められる時代へと突入しました。
- ■そして、バブル崩壊以降、タクシー需要は全国的に減少し、それに加えて乗務員の労働条件の改善が難しかったなどの複合的な要因によって乗務員の高齢化、質の低下というデフレスパイラル現象に陥りました。その一方で、「高齢化」という新たな市場のニーズをいち早く捉えることができました。
- ■弊社は、平成12年に高齢者緊急サービス事業ならびに訪問介護サービス事業を開始。以来、「地域に必要とされる会社、お客様に信頼される会社」を目指し、地域の先駆者として常に新たなサービスの創造を図りながら、乗務員の「質」の向上に力を注いできました。その努力がようやく実を結び、迎車率(お客様からの電話でお迎えする率)が年々向上し、地域のお客様から高い信頼をいただくことができました。
- ■現在、タクシー業界も禁煙化が進み、2007年8月より、静岡県はタクシー全車両禁煙化が実施され、ますますサービスの質や乗務員の質が業績に大きく影響を与える要素となってきました。今後は、静岡空港の開港による「海外からのお客様」へのサービスや、新たな観光タクシーのルート開発等を積極的に行いながらも、安全で快適な地域社会の一翼を担うという気持ちを持ちながら一人ひとりのお客様を大切にする基本に忠実な経営を貫いて参ります。

代表取締役社長の八木善一郎です。
日頃より静鉄グループの静鉄タクシーをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
一昨年10月よりタクシー特別措置法が施行され、特定地域におけるタクシー会社は、一定の減車対策を実施いたしました。弊社においても合計11台の減車を実施しました。また一方で、清水地区で他者の事業を譲受し250台の車両配備体制となりました。
タクシー事業活性化策としては、7月に『電気自動車タクシー』、8月から『ハイブリッドカー』を5台、排ガス量を削減したエコカーを導入いたしました。
本年度におきましても新静岡セノバのオープンに合わせ、プリウス5台の追加導入します。
清水地区においては、11月にタクシー無線の『デジタル化』を実施し、自動配車システムによりお客様への配車を迅速化いたしました。(静岡地区は完了済み)
乗務員の防犯対策として車内に『大型防犯ボード』を全車両に設置し、特に女性乗務員にはフル防犯ボードを配備し、社員が安全な環境で運行業務が遂行できるよう改善しました。
2011年4月からは『高齢者運転免許返納10%割引』を実施し、高齢者の交通事故防止の観点からと運賃制度として少しでも利用しやすいタクシーとして積極的に推進します。運転免許返納者のご本人は元より、ご家族やお友達等と同乗していただければ10%割引の対象となりますので是非、この割引制度をご利用いただきたいと存じます。
本年度は、新静岡セノバのオープンの年であります。これからも静鉄グループの一員として『カードサービスの充実』など新サービスをお客様に提供し、利用しやすい公共交通機関として各地域でお役に立てるよう社員一同頑張ってまいります。





