旧東海道のおみやげ、あれこれ
旧東海道を歩いてみると、今に残る伝統的なお土産や、お菓子などがたくさんあることがわかります。東海道中膝栗毛で、やじさん、きたさんの楽しみは、このお土産やお菓子を巡ることでもありましたね。静岡県民は、全国の道の駅、高速道路の売店等での、お土産の購買金額が、全国一という調査結果があります。その信憑性はともかく、確かに、いろいろなところで、両手いっぱいお土産を買って帰ることが多いですね。そんなものを少し紹介してみましょう。
第17回 土山・大野・水口
土山宿 | 本陣 2軒 脇本陣 0軒、旅籠 44軒、人口 1,505人 |
![]() | 旧東海道49番宿であります。鈴鹿峠を越えての初の宿場で、東の坂下宿、西の土山宿として栄えたようです。その昔、鈴鹿峠に山賊が出て、旅人を困らせたそうで、古くは「坂上田村麻呂」の時代からの伝承が残ります。「坂は、照る照る鈴鹿は、曇る あいの土山雨が降る」と鈴鹿馬子唄にも唄われています。 |
かにが坂飴 |
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大野 間の宿 |
土山宿、水口宿に続く間の宿として栄えたようです。造り酒屋や、野鳥による焼き鳥などが名物で、豊かな自然からの恵みで旅人を喜ばせたようですね。 |
水口宿 | 本陣 1軒、 脇本陣 1軒、旅籠 41軒、人口 2,692人 |
![]() | 旧東海道50番宿です。伊勢別路tの追分でもあり、水口城の城下町でもあり大層栄えましたが、徳川宗家直轄地でも会ったことで、明治維新後冷遇され、東海道本線が関ヶ原経由となったことで、街は静かになりました。 |
丁字麩 |
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