静岡市No.1タクシー会社 静鉄タクシー株式会社

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トップページ > タクシーのご依頼・お問い合わせ > そこが知りたい!タクシーの不思議(法律・制度編)

そこが知りたい!(法律・制度)



 普段、普通に目にするタクシー。でも、実はよくわからないことが多いですね。そんな素朴な疑問やお問い合わせの多い内容を集めてみました。

法律・制度の謎

Q1 「白タク」ってなに?
A1 最近、「白タク」とか、よく聞きますね。
「白」とは、ナンバープレートの色。普通のタクシーは「緑ナンバー」ですよね。事業用車両という意味です。白ナンバーは、一般利用の車両という事です。車両だけでいえば、事業用車両の車検は、1年更新で、より厳しい検査を受けなければなりません。
「タクシー」とは、「一般乗用旅客自動車運送事業」のことを指し、公道上でお客様を有償で運送する事業のことを指します。
皆さんが持っている普通の乗用車両で、お客様を有償で運送することを「白タク」と呼んでいます。
現在の法律は、「白タク行為」および「白タク類似行為」を禁止しております。
最近では、一部の地方公共交通の枠組みの中で、「白ナンバー」の車両での有償輸送を行っている場合もあります。

Q2 「雲助」ってだれ?A2 その昔、まだ、旧街道を徒歩で移動することが中心だった頃、街道を行きかう、女性、高齢者などに声をかけ、荷物を持ったり、駕籠や、背中に背負って運送し、途中、山中などで法外な金額を要求し、雲のようにどこかにいなくなっちゃうという悪い言い伝えの総称。現在では、タクシー運転者に対する蔑視表現であるという判例も出ている。
ただし、いろいろな文献等で、江戸時代、政治経済の安定により、急に移動人口が増え、正規の定められた駕籠屋、人足では足りなくり、「非正規」人足が、往来の助けをしたという記録もあり、この「非正規人足」の総称とも言われています。
静岡県三島市の旧東海道山中城址付近には、「雲助徳利の墓」があり、この「雲助徳利」と呼ばれた人物は、箱根越えの「雲助」や、付近の百姓などから慕われて、死後、墓まで建ててもらえた、「良い雲助」だったようです。

Q3 2種免ってなに?ていうか、誰でもタクシー運転できるの?A3 旅客を有償で運送するに当たり、通常の免許の上位に第2種を定め、一定の教育、技能訓練を認めた者に第2種免許を発給しています。通常の免許は、自分自身が安全運転であることを中心としているのに対し、第2種免許は、お客様の安全を第一とする教育訓練を受けております。法律で定められているだけでなく、お客様を有償で運送する為の責務であります。
最近では、一部の地方公共交通の枠組みの中で、普通免許のみで有償輸送を行っている場合もあります。

Q4 新富士駅でタクシーを待っていたら、静岡市内のタクシーが来たので、これで、家(富士市内)まで帰ろうとしたら、乗車拒否された。これっておかしくない?A4 タクシー事業は、国土交通省が定めた、交通圏という、いわゆる営業エリアが定められています。タクシーは、その認められた営業エリアに、発着どちらかがいなければなりません。静岡のタクシーであれば、静清交通圏であり、富士地区は営業エリア外。営業エリア外から営業エリア外の運送は、認められていないため、乗車をお断りしたのだと推察します。

Q5 じゃあ、なんで、エリアを定めたの?不便じゃないの?A5 例えば、東京の車両がたまたま、地方で営業をして、東京に戻っちゃったとして、万が一、忘れ物した場合、どうしましょう?
そもそも、東京の会社かどうかもはっきりしません。どこに問い合わせしても、おそらく解らないでしょう。ある程度のエリアを分けることで、その様な不具合も少なくなるからです。

Q6 雨が降ると、すぐタクシーいなくなっちゃう。駅のタクシー待ちの列からみると、タクシーの台数が足りないんじゃないの?
A6 「今すぐ乗りたい」と考えると、時間帯や天候によって、「足りない」事は実際にあると考えられます。だからと言って、むやみに台数を増やすと、運転者さん当たりの収入が減り、結果的に、事故が増えたり、サービスが低下したりしました。そんな経験のうえで、台数制限があります。
さらに、最近では、運転者不足が深刻で、車はあるけど運転者がいないという状況もあるようです。従来の「タクシー」のかたちだけでは、難しい状況であると考えています。

ここに記載されている内容の、特に回答に関しては、あくまで、一般論として述べております。弊社を含めて、特定の企業・団体・個人を指しているものではありません。記載表現等、曖昧な部分もありますが、ご了承願います。